Else If
目的 
If スクリプトステップと同様に、論理値の計算式を評価し、評価結果に基づいて条件分岐を行います。
構文 
Else If [<論理値計算式>]
オプション 
[指定...] をクリックすると、論理値計算式を定義することができます。[計算式の指定] ダイアログボックスに計算式を入力するか、左側のフィールドリストと右側の関数リストを算術演算子や文字列演算子とともに使用して計算式を作成します。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
はい 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
はい 
FileMaker WebDirect 
はい 
Runtime ソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
[If] スクリプトステップまたは別の [Else If] スクリプトステップの後に使用する必要があります。[Else If] スクリプトステップは Else スクリプトステップの後に使用できません。
[If] スクリプトステップが偽(False)に評価された場合は、スクリプトの実行は [Else If] スクリプトステップに移動します。[Else If] 文が真(True)に評価された場合は、[Else If] の後のステップのブロックが実行されます。真(True)に評価されると [Else If] の処理は終了し、次の [Else If] または [Else] 文に到達すると、実行は End If スクリプトステップまでスキップされます。
例1 
レコードの検索とソートを実行します。検索条件に一致するレコードがない場合、カスタムダイアログを表示します。
検索実行 [記憶する]
If [Get(最終エラー) = 0]
レコードのソート [記憶する; ダイアログなし]
Else If [Get(最終エラー) = 401]
カスタムダイアログを表示 ["レコードが見つかりません。"]
End If
関連項目 
計算フィールドの定義
If 関数
If 構造の例
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)
計算式について