レコードを Excel として保存
目的 
レコードを指定された Excel ワークシートに保存します。
構文 
レコードを Excel として保存 [記憶する; ダイアログなし; 「<出力ファイル名>」; 自動的に開く; 電子メールの作成; 現在のレコード]
メモ  Microsoft Excel ワークシートとしてレコードを保存するためには、[エクスポート可能] を含むアクセス権セットを持っている必要があります。 持っていない場合は、[スクリプトの編集 ] ダイアログボックスで [スクリプトを完全アクセス権で実行] を選択する必要があります。
オプション 
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[ダイアログなしで実行] を選択すると、指定したファイルがすでに存在する場合にスクリプトを実行したときに [Excel オプション] ダイアログボックスが表示されません。ファイルを指定していない場合は、スクリプトステップを実行したときに [レコードを Excel として保存]ダイアログボックスが表示されますが、[Excel オプション] ダイアログボックスは表示されません。
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[出力ファイルの指定] オプションを選択するか、または [指定...] をクリックすると、ファイルパスを指定するための [出力ファイルの指定] ダイアログボックスが表示されます。エクスポート先のフォルダを選択するか、または一覧にファイルパスを直接入力します。1行に1つのパスを指定します。最初に見つかったパスが使用されます。ファイルパスの作成を参照してください。[ファイルを自動的に開く] または [ファイルを添付した電子メールの作成] を選択して、Excel ファイルを添付ファイルとして空の電子メールを作成することができます。
FileMaker Pro が完全パスを指定しないスクリプトを実行する場合、およびスクリプトを含むデータベースファイルがホストされている場合、パスは現在のユーザのドキュメントフォルダにあるものと想定されます。
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[オプションの指定] を選択するか、[指定...] をクリックして、[レコードを Excelとして保存] のオプションダイアログボックスを表示します。[保存] ドロップダウンリストから、[対象レコード] または [現在のレコード] を選択します。最初の行にある値を、フィールド名またはデータのどちらとして使用すべきかを指定します。[ワークシート]、[タイトル]、[トピック]、および[作成者] については、テキストを直接入力するか、[指定...] をクリックしてフィールド名または計算式からの値を入力することができます。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
いいえ 
FileMaker Go 
いいえ 
カスタム Web 公開 
いいえ 
FileMaker WebDirect 
いいえ 
Runtime ソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 8.0
説明 
このスクリプトステップは、検索モード以外のすべてのモードで動作します。
例1 
レコードを検索してソートし、メッセージを表示せずに対象レコードを Excel ファイルとして保存します。
レイアウト切り替え [「請求書」]
検索実行 [記憶する]
レコードのソート [記憶する; ダイアログなし]
レコードを Excel として保存[ダイアログなし; 「未払い請求書リスト.xls」; 対象レコード]
関連項目 
レコードを Excel ファイルとして保存、送信
レコードのエクスポート スクリプトステップ
レコードのインポート スクリプトステップ
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)