フィールド内容のエクスポート
目的 
アクティブなレコード内にある1つのフィールドの内容を新しいファイルにエクスポートします。
構文 
フィールド内容のエクスポート [<テーブル::フィールド>; 「<ファイル名>」; 自動的に開く; 電子メールの作成]
オプション 
 •
[ターゲットフィールドの指定] オプションを選択するか、または [指定...] をクリックして、エクスポートするフィールドを指定します。フィールドが指定されていない場合は、アクティブなテーブル内の現在のフィールドの内容がエクスポートされます。
 •
[出力ファイルの指定] オプションを選択するか、または [指定...] をクリックして、フィールド内容のエクスポート先のファイルの名前と場所を指定します。詳細については、ファイルパスの作成を参照してください。ファイルが指定されていない場合は、このスクリプトステップを実行したときに、ファイル名と場所を選択するダイアログボックスが表示されます。[保存後] で [ファイルを自動的に開く] または [ファイルを添付した電子メールの作成] を選択します。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
いいえ 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
いいえ 
FileMaker WebDirect 
一部 
Runtime ソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
エクスポートされたフィールドの内容がテキストであれば、FileMaker はUTF-16フォーマットテキストファイルを作成します。
メモ
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FileMaker WebDirect では [出力ファイルの指定] オプションはサポートされていません。FileMaker WebDirect はフィールド内容を Web ブラウザのデフォルトのダウンロード先にエクスポートします。
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例1 
エクスポートパスとファイル名を設定するダイアログを開き、イメージをエクスポートします。
フィールド内容のエクスポート [製品::ピクチャ;「携帯電話.png」]
例2 
設定したファイルパスに対象レコード内のすべてのレコードのオブジェクトフィールドからファイルをエクスポートします。
変数を設定 [$パス; 値:Get ( ドキュメントパス ) & 製品::オブジェクト]
レコード/検索条件/ページへ移動 [最初の]
Loop
フィールド内容のエクスポート [製品::オブジェクト; "$パス"]
レコード/検索条件/ページへ移動 [次の; 最後まできたら終了]
End Loop
関連項目 
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)