フィールドへ移動
目的 
現在のレイアウト上の指定されたフィールドに移動します。
構文 
フィールドへ移動 [選択 / 実行 ; <テーブル :: フィールド>]
オプション 
 •
[選択/実行] オプションでは、フィールドの内容に対して実行する処理を指定します。このオプションを使用すると、フィールド内のテキスト全体が選択されます。実行される処理は、フィールドの内容(サウンドまたはムービー)によって決まります。フィールドにサウンドが保存されている場合は、そのサウンドが再生され、フィールドにムービーが保存されている場合は、そのムービーが再生されます。たとえば、主要コマンドが [編集] である場合に、[選択 / 実行] オプションを選択すると、編集可能な状態でドキュメントを開くことができます。
 •
[指定フィールドへ移動] を選択するか、または [指定...] をクリックして、移動先のフィールドを指定します。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
はい 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
はい 
FileMaker WebDirect 
はい 
Runtime ソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
サウンドやムービーを再生するには、[選択 / 実行] オプションを使用します。
メモ
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このスクリプトステップが、前面のタブパネル上またはスライドパネル上にないフィールドを指定する場合は、指定されたフィールドが選択され、このフィールドを含むパネルがパネルコントロール前面に移動します。ただし、同じフィールドがレイアウト上の他の場所に表示されていてスクリプトがそのフィールドを最初に検出する場合は、同じフィールドを含むパネルは前面に表示されません。FileMaker Pro では、オブジェクト名をフィールドに割り当て、オブジェクトへ移動 スクリプトステップを使用してフィールドのそのインスタンスに移動することで、特定のフィールドを強制的に検索することができます。オブジェクトが繰り返しフィールドの場合は移動先の繰り返しを指定することもできます。
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スクリプトステップがポップオーバー上のフィールドを指定する場合は、ポップオーバーが開きます。
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例1 
「請求書詳細」レイアウトに切り替えてレコードを作成し、集計フィールドに移動します。
レイアウト切り替え [「請求書詳細」]
新規レコード/検索条件
フィールドへ移動 [請求書::集計]
関連項目 
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)