作業を自動化するためのスクリプトの作成
スクリプトを使用すると、用紙方向の設定のような単純な作業から、クライアントごとにカスタマイズしたメールの送信準備のような複雑な作業まで自動化することができます。
たとえば、先週、品物を購入した顧客にお礼の手紙を作成する場合、顧客データベースで複数の複雑なスクリプトのセットを定義することができます。このスクリプトを使用してそれぞれの顧客に合わせた手紙を作成できます。手紙が完成するとスクリプトがプレビューモードに切り替わり、一時停止するので、印刷前にその手紙のプレビューを確認できます。上記の作業はすべて「売上入力」レイアウト上のボタンをクリックして行います。
スクリプトを作成するには、FileMaker Pro コマンドのリスト(スクリプトステップと呼ばれる)からステップを選択して必要に応じてオプションを指定し、正しい順序にステップを並べてからタスクを実行します。
メモ  FileMaker WebDirec を使用してデータベースを公開する場合、Web ユーザは多くの FileMaker Pro スクリプトを使用することができます。詳細については、『FileMaker WebDirect ガイド』を参照してください。
関連項目 
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)
このセクションのトピック
スクリプトの検討
スクリプトの作成と編集
ActiveX オートメーションを使用したスクリプト作成(Windows)
Apple events でのスクリプト作成(OS X)
[スクリプト] メニューの操作
スクリプトが設定されたボタンの使用
スクリプトの例