レイアウトとレポートの作成と管理
FileMaker Pro のレイアウトでは、情報をどのように表示、印刷するか、そして検索やデータ入力を行う際の画面の表示方法を指定します。レイアウトはデータを表示するだけで、保存はしません。
データベースファイルには、さまざまな方法でデータを表示する複数のレイアウトを使用できます。データ入力専用のレイアウトや集計報告用のレイアウト、宛先ラベル印刷用のレイアウト、データをグラフで視覚的に表示するためのレイアウト、Web ブラウザやタッチデバイスでデータベースを操作するためのレイアウトなど、1つのデータベースファイルに複数のレイアウトを設定することができます。レイアウトのデザインを変更しても、データや同じファイルの他のレイアウトには影響しません。あるレイアウトで特定のフィールドのデータを変更すると、そのフィールドを使用している他のレイアウトでも同じように変更後のデータが表示されます。
レイアウトでは、次のような作業を行うことができます。
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FileMaker Pro に付属する Starter Solution を使用しないでデータベースファイルを作成すると、ファイル内の最初のテーブルと、フィールドが含まれる新しく追加された各テーブルに対して、レイアウトが自動的に作成されます。
レイアウトおよびレポートは、[新規レイアウト/レポート] アシスタントを使用して作成します。このアシスタントは、レイアウトを表示するデバイスのタイプ、レイアウトのデフォルトの表示形式、レイアウトのフィールド、データをグループ化およびソートする方法などのオプションに基づいて、レイアウトまたはレポートの作成をガイドします。レイアウトの作成を参照してください。
作成したレイアウトに対し、複製、削除、名前変更などの操作を行ったり、レイアウトをフォルダに整理することができます。また、レコードをリスト形式で印刷またはプレビューするためのオプションや、レイアウトの表示や印刷に使用する表示形式を指定するオプションを設定することもできます。
関連項目 
レイアウトデザインのベストプラクティス
レイアウトデザインのヒント
表形式での動的なレポートの作成
小計によるレコードのソート
オブジェクト、レイアウトパート、レイアウト背景の編集
FileMaker Pro のモードについて
このセクションのトピック
レイアウトの作成
レイアウトの編集
レイアウトパートの操作
レイアウトへのフィールドの追加
関連レコードを表示するためのポータルの作成
レイアウト上でのオブジェクトの描画と挿入
レイアウト上でのパネルコントロールの使用
レイアウト上のポップオーバーの操作
レイアウト上での Web ビューアの使用
レイアウト印刷方法の設定
スクリプトトリガの設定
レイアウトに関するトラブルシューティング