FileMaker Pro のバージョンごとの機能
このトピックは、FileMaker Pro および FileMaker Pro Advanced のバージョン 8.0 以降の旧バージョンの機能を列挙したものです。各機能の詳細については、http://www.filemaker.co.jp/downloads から製品マニュアルをダウンロードしてください。
スクリプトステップ、関数、スクリプトデバッガが導入された時点の情報は、それぞれのヘルプトピックを参照してください。
現在のバージョンでの新機能についての情報は、FileMaker Pro 12 の新機能を参照してください。
FileMaker Pro 8.0
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現在のファイルの新しいテーブルに別のファイルからデータをインポートします。これにより、前に格納した異なるデータベースのデータを統合することができます。
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新しい [ファイル] メニュー > [送信] > [メール...] コマンドでメールを送信します。
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新しいフィールド / タブコントロール設定ダイアログボックスで、値一覧からデータを表示するチェックボックスセットや他のコントロールを簡単に作成および編集できます。
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Windows と Mac OS 用に新しいスクロールホイールをサポートします。
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デフォルトでは、レコードのソート、フィールド内容の全置換、レコードのエクスポート、またはメールの送信で、現在のレイアウトのフィールドが最初にリストされます。
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インスタント Web 公開が改善されました。たとえば、デフォルトのデータベースホームページの代わりに自分のホームページを作成および使用できます。
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FileMaker Pro 8.0 Advanced
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FileMaker Pro 8.5
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Web ビューアを使用してレイアウトから FedEx® や GoogleTM などの Web サイトにアクセスできます。
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Web ビューアの使い方を示すサンプルレコードやサンプルデータが含まれる Web ビューアサンプルデータベース。このデータベースを使用するにはインターネット接続が必要です。
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情報パレット (旧名はサイズパレット) を使用してレイアウトオブジェクト (ボタン、ポータ ル、タブなど) に名前を割り当てることができます。
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FileMaker Pro 8.5 Advanced
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FileMaker Pro 8.5 の新機能に対するプロパティを含む、データベースデザインレポートの強化。
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FileMaker Pro 9.0
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補助フィールド - 非保存の計算フィールドや集計フィールドを、FileMaker Pro 内の SQL (ODBC) データソーステーブルに追加します。外部テーブルからのデータを変更することなく、FileMaker Pro のレイアウト、スクリプト、検索、ソート、連結、およびエクスポートでこれらのフィールドを使用します。この機能により SQL テーブルを拡張できます。
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共有データベースへのメールリンク - 新しい[ファイル] メニューの [リンクの送信...] メニュー項目を選択して、FileMaker Pro 共有データベースへの URL リンクを含む電子メールを送信できます。この機能は、共有ピアツーピアまたは FileMaker Server でホストされたデータベースで使用します。
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ピアツーピアファイル共有ユーザ数の増加 - FileMaker Pro ネットワーク共有で最大 9 人のユーザが同時にファイルを共有できます。
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条件付き書式 - 新しい [書式] メニューの [条件付き...] メニュー項目で指定する条件を基準に書式ルールを設定して、フィールドのデータ、レイアウト、またはテキストベースのボタンに条件付き書式を適用できます。
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FileMaker Pro クイックスタート画面 - ファイルを作成したり、ローカルまたはリモートネットワークコンピュータ上の既存ファイルを開いたり、FileMaker Pro の電子マニュアルにアクセスすることができます。
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レイアウトオブジェクトの自動サイズ変更 - ウインドウのサイズ変更によってレイアウトオブジェクトを動的に調整する方法を指定できます。ウインドウをサイズ変更する場合は、データはフォーム上、プレビューモード、および印刷時に縮小または拡大します。
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[詳細...] ボタン - [Webビューアの設定]、[ボタン設定]、[計算式の指定]、および [新規レイアウト/レポート] ダイアログボックスから状況依存型のヘルプトピックに直接リンクし、使用方法について参照できます。
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[ヘルプ] メニューの強化 - [ヘルプ] メニューから、製品マニュアル、FileMaker Pro の登録やアクティベーション、アクティベーションの別のコンピュータへの転送、FileMaker へのフィードバックの送信などにアクセスできます。
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[ファイル] メニューの変更 - [ファイル] メニューの [定義] サブメニュー項目が、 [ファイ] メニューの [管理] サブメニュー項目になり、[定義] ダイアログボックスは [管理] ダイアログボックスになりました。
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[元に戻す/再実行] の改善 - アクティブなフィールドまたはレイアウトのテキストオブジェクトで複数回、編集を元に戻したり再実行できます。
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ツールバーの強化 - [整列] ツールバー (レイアウトモード)、[レコードを Excel として保存]、および [レコードを PDF として保存] などの新規および改善されたボタンを使用できます。
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スクリプトのコピーと貼り付け(ペースト) - 1つのファイルからすべてのスクリプトとスクリプトステップをコピーし、同じファイル内または別のファイルに貼り付けできます。
FileMaker Pro 9.0 Advanced
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スクリプトデバッガの強化 - ログイン時および認証時のアクセス制限されたスクリプトのデバッグ、複数のスクリプトステップの選択、最後のスクリプトエラー結果の表示、スクリプトデバッガの詳細情報についてのヘルプに直接リンクします。
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データビューアの強化 - 新しい[現在]タブを使用して、現在のスクリプト内のフィールドまたは変数データを表示し、ログイン時および認証時にデータビューア内の制限されたデータを表示します。
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PHP Site Assistant - [ツール] メニューから [PHP Assistant の起動] を選択して、PHP Site Assistant に直接リンクします。
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データベースデザインレポートの強化 - スクリプトグループ、外部 SQL データソーステーブル、新しい関数などの新機能を含む、データベースソリューションのレポートを作成します。
FileMaker Pro 10.0
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ステータスツールバー - ステータスエリアのデザインが変更され、FileMaker Pro ウインドウの上部にツールバーとして表示されるようになりました。これを使用して、大部分の作業を実行できます。
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保存済み検索 - 複雑な検索条件を今後の FileMaker Pro セッションで使用するために保存したり、ステータスツールバーのボタンを使用して最近使った検索にアクセスすることができます。
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レイアウトオブジェクトポップアップヘルプ - ユーザがブラウズモードまたは検索モードでレイアウトオブジェクト上にポインタを移動したときに表示する説明テキストを、FileMaker Pro を使用して追加できるようになりました。
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FileMaker クイックスタート画面 - Excel または Bento 2 (または以降のサポートされるバージョン)のファイルから FileMaker Pro データベースを作成できます。[詳細 ...] パネルから、ビデオや FileMaker チュートリアルなどの資料にアクセスできます。
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Starter Solution の改善 - 更新された Starter Solution テンプレートを使用し、FileMaker Pro の新機能を活用してデータベースを作成できます。
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詳細修復オプション - 破損が疑われるファイルに対して一貫性チェックを実行し、修復する特定のファイルコンポーネントを選択してファイルのステータスに関する情報を表示することができます。ファイル修復処理の実行中と実行後のどちらでも、詳細なファイル修復ログを表示できます。
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レイアウトスタイルの追加 - 新規レイアウト / レポートアシスタントで新しいレイアウトスタイルを選択して、より効果的なレポートを作成できます。
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ODBC データソース (外部 SQL ソース (ESS) のサポート - Microsoft SQL Server 2008、Oracle 11g、および MySQL 5.1 Community Edition の SQL テーブルからのデータの表示、アクセス、使用が可能です。ODBC データソーステーブル内のフィールドを使用して値一覧を定義します。Windows 認証 (シングルサインオン) を使用して、Microsoft SQL Server からの ODBC データにアクセスします。ODBC データソースからの SQL でサポートされているタイムスタンプのデータに正確にアクセスします。
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Bento 2 からのデータのインポートのサポート (Mac OS) - FileMaker Pro の標準のインポート手順を使用して、Bento 2 以降のサポートしているバージョンのデータソースから FileMaker Pro のファイルに情報を転送できます。
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SMTP による電子メールの直接送信のサポート - [ファイル] メニューから [メールを送信...] を選択するか、スクリプトを使用して、電子メールクライアントソフトウェアを使用せずに FileMaker Pro ファイルから直接電子メールメッセージを送信できます。
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スクリプトトリガ - ユーザまたはスクリプトによるフィールドの入力、変更、終了時、キー入力、フィールド修正、レコード確定などの特定のイベントの発生時に、スクリプトを実行するように指定できます。
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スクリプトのユーザインターフェースの改善 - [スクリプトの管理] 機能を使用して、独自にスクリプトを作成する際に基礎として使用できるデフォルトのスクリプトを表示したり、個々のスクリプトステップが Web 公開や FileMaker Server のスケジュールでサポートされているかどうかを確認できるようになりました。[ スクリプトの管理 ] ダイアログボックスは、FileMaker Pro ウインドウが最大化されている場合に最大化の状態で開かなくなりました。
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FileMaker Pro 11.0
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FileMaker グラフ - 統合されたグラフツールを使用して、棒グラフ、線グラフ、面グラフ、および円グラフでグラフィカルなデータの比較や対比ができます。
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レイアウトフォルダ - レイアウトをグループ化するフォルダの作成、レイアウトの名前の変更、複製と削除、およびレイアウトポップアップメニューに表示するレイアウトとフォルダの選択が、すべて [レイアウトの管理] ダイアログボックスから実行できます。
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定期的なインポート - Microsoft Excel や、タブおよび CSV などのデータソースから、FileMaker Pro 11に自動的にデータをインポートできます。 ソースファイルの更新は、FileMaker Pro テーブルに反映されます。
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Bento データのインポートを強化(Mac OS) - Bento の日付およびタイムスタンプ書式を FileMaker Pro にインポートし、 FileMaker Pro の日付およびタイムスタンプとしてデータを再フォーマットできます。Bento データソースから暗号化された簡易リストフィールドをインポートできます。
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インスタント Web 公開 - インスタント Web 公開で Web 上に公開されたデータベースは、FileMaker Pro でデータベースを扱う時と同じようなステータスツールバーを含みます。FileMaker グラフは、インスタント Web 公開を使用して公開できます。
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スプレッドシートのような形式のデータの取り扱い - 使い慣れたスプレッドシート形式を使用して、表形式でフィールドやレコードを追加できます。フィールドのソート、削除、非表示、フィールドのデータタイプの変更、およびフィールドオプションを設定できます。フィールド別に前部または後部グループを追加してグループ化したレポートを表形式から作成できます。
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インスペクタ - レイアウトモードで行う大半の編集作業がインスペクタで行うことができます。 ひとつの場所でオブジェクト設定の表示と修正ができます。
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最近使ったファイルの消去 - [ファイル]メニューから [最近使ったファイルを消去] コマンドを使用して最近開いたファイルの名前を消去できます。
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スナップショットリンク - 元の検索条件を実行した時とまったく同じレイアウト、表示、ソート順を含むレコード ID の対象レコードを取得して保存し、電子メールで送信できます。
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クイックスタート画面の強化 - データベースを素早く作成、変換、開くことができ、ローカル、共有ファイル、お気に入りファイルを管理できます。チュートリアルや FileMaker フォーラムなど、その他の役立つ情報にもアクセスできます。
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セキュリティの改善 - 他の FileMaker Pro ファイルが、保護されたソリューション内のスキーマ(テーブル、レイアウト、スクリプト、および値一覧)にアクセスすることを許可するかどうかを設定することができます。 バージョン 11 より前の FileMaker Pro でファイルを開けないようにすることもできます。
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スクリプトによる検索条件における変数の使用 - 作成または編集するスクリプトによる検索条件に、ローカル変数およびグローバル変数を含めることができます。
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レイアウト上での変数のマージ - ローカル変数またはグローバル変数からの値を表示するマージ変数を作成できます。いくつかの操作で、グローバルフィールドまたは非保存の計算フィールドの代わりにマージ変数を使用できます。
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SMTP による電子メールの送信における TLS(Transport Layer Security)のサポート - 電子メールを SMTP で送信する場合、TLS 暗号化を選択して、同じポート上で保護された接続と保護されていない接続の両方を可能にできます。
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Windows では、スクリプトウインドウを FileMaker Pro のアプリケーションウインドウの外に移動することができます。これらのスクリプトウインドウ内のメニューで、スクリプトの管理や編集が可能です。
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ユーザインターフェースの強化(Mac OS) - Mac OS X の標準を反映するために、Mac OS のダイアログボックスの外観と動作が変更されました。
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デフォルトアクセス権セットの [利用できるメニューコマンド] 設定 - セキュリティのさらなる改善のために [利用できるメニューコマンド] のデフォルトのアクセス権セットの設定(新規アクセス権セットを作成する際に使用)が [最小] になりました。
FileMaker Pro 11.0 Advanced
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カスタムメニューのユーザインターフェースの改善 - カスタムメニューおよびカスタムメニューセットの作成と管理をより容易にわかりやすくするために、ユーザインターフェースが強化されました。
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カスタム関数のコピー / 貼り付け(ペースト)/ インポート - カスタム関数のコピー、貼り付け(ペースト)、インポート、およびファイル間でもコピー、貼り付け(ペースト)、インポートできます。
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