Event を送信 (Mac OS)
目的 
対象アプリケーションと呼ばれる他のアプリケーションに Apple events を送信します。
構文 
Event を送信 [「<対象アプリケーション>」;「<イベントクラス>」;「<イベント ID>」,「<ドキュメント、計算、またはスクリプトテキスト>」]
オプション 
[指定...] をクリックすると、[[Event を送信] のオプション] ダイアログボックスが表示されます。 ここでは、次のオプションを設定することができます。
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[送信イベント: <値>] では、次のうちの1つを選択します。
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[アプリケーションを開く] は、アプリケーションを起動するように命令します。[プリケーション指定...] をクリックして、アプリケーションを選択します。
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[文書を開く] は、対象アプリケーションで文書を開くように命令します。計算値やスクリプトを指定することもできます。
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[スクリプト実行] は、FileMaker Pro に対し、対象アプリケーションの言語でスクリプトを実行するように命令します。[アプリケーション指定...] をクリックしてアプリケーションを選択します。 [ファイル] を使用して、対象アプリケーションで使用するファイルを選択します。または[スクリプト記述] を選択してスクリプトテキストを入力するか、スクリプトの名前を入力します。 このとき、指定したスクリプトテキストやスクリプト名が対象アプリケーションで認識可能なものであるかどうかを確認してください。
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[その他...] を選択すると、[イベントを指定] ダイアログボックスが表示されます。 ここでは、Apple eventsイベントクラスイベント ID を直接入力することができます。
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[ファイル] を選択するか、または [指定...] をクリックして、対象アプリケーションで使用するファイルを選択することができます。詳細については、ファイルパスの作成を参照してください。
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[計算] を選択するか、または [指定...] をクリックして、指定したイベントで送信する値を生成する計算式を作成します。
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[対象アプリケーションを手前に表示] を選択すると、対象アプリケーションがアクティブになり、画面の一番手前に表示されます。対象アプリケーションを表示すると、スクリプトの実行速度が遅くなります。[対象アプリケーションを手前に表示] が選択されていない場合は、スクリプトはバックグラウンドで実行されます。
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[イベントの完了を待つ] を選択すると、FileMaker Pro に対して Apple events が終了するのを待って次のスクリプトステップを実行するように通知します。イベントの完了を待つ必要がない場合は、このオプションの選択を解除します。
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[イベントの結果をクリップボードへコピー] は、後で使用できるようにイベントの実行結果をクリップボードにコピーします。このオプションは、[対象アプリケーションを手前に表示] が選択されている場合は無効です。
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[アプリケーション指定...] をクリックすると、対象アプリケーションを選択するための [開く] ダイアログボックスが表示されます。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
いいえ 
FileMaker Go 
いいえ 
カスタム Web 公開 
いいえ 
インスタント Web 公開 
いいえ 
ランタイムソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
送信するイベントは [[Event を送信] のオプション] ダイアログボックスで選択します。
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FileMaker Pro で Apple events を送信する場合、コンパイルされたデータではなく、テキストデータが送信されます。対象アプリケーションがイベントとともに必要とする情報が何であるかを知っておく必要があります。
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1つの [Event を送信] スクリプトステップで送信できるイベントは1つだけです。1つのスクリプトには、複数の [Event を送信] スクリプトステップを使用することができます。
 
次の例ではアプリケーションが開かれます。
Event を送信 [「テキストエディット」, "aevt", "oapp"]
関連項目 
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)