オブジェクトへ移動
目的 
現在のレイアウト上の指定オブジェクトに移動します。
構文 
オブジェクトへ移動 [オブジェクト名:"<オブジェクト名>";]
オプション 
[指定...] をクリックすると、[[オブジェクトへ移動] オプション] ダイアログボックスが表示されます。 ここでは次のオプションを設定することができます。
 •
[オブジェクト名]は、現在のレイアウト上でアクティブにする名前を付けたオブジェクトです。オブジェクト名を割り当てるには、レイアウトモードで [表示] メニューから [ブジェクト情報] を選択して名前を入力します。[配置] をクリックしてオブジェクト名を入力します。
 •
[繰り返し](オプション)を使用すると、フィールドの移動先の繰り返しを選択することができます。それ以外はデフォルトで1に設定されます。 このオプションはオブジェクトがフィールドでない場合には無視されます。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
はい 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
はい 
インスタント Web 公開 
はい 
ランタイムソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
このスクリプトステップはオブジェクトの識別にオブジェクト名を使用するため、移動先のレイアウト上の各オブジェクトに固有のオブジェクト名を割り当てる必要があります。
メモ  オブジェクトが繰り返しフィールドの場合は移動先の繰り返しを指定することもできます。
 
次の例では、[姓] というテキストフィールドへ移動します。
オブジェクトへ移動 [オブジェクト名:「姓」]
次の例では、[起動] ボタンへ移動します。
オブジェクトへ移動 [オブジェクト名:「起動ボタン」]
次の例では、[値] フィールドの繰り返しフィールド(2)へ移動します。
オブジェクトへ移動 [オブジェクト名:「値」; 繰り返し:2]
次の例では、現在の曜日を表す名前のオブジェクトへ移動します。
オブジェクトへ移動 [オブジェクト名:DayName ( Get ( 日付 ) )]
関連項目 
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)
オブジェクトの名前付け
繰り返しフィールドの定義