Bento データのインポート(Mac OS)
FileMaker Pro では、Bento データを既存の FileMaker Pro ファイルにインポートしたり、Bento データを新しい FileMaker Pro ファイルに変換することができます。Bento ファイルは Bento 2(または以降のサポートしているバージョン)を使用して作成する必要があります。FileMaker Pro を実行しているコンピュータに Bento 2(または以降のサポートしているバージョン)がインストールされている必要があります。
メモ  Bento データを .csv ファイルとして保存してから .csv ファイルを FileMaker Pro にインポートすることによって Bento 1 からインポートできます。
Bento データのインポートを開始する前に、bento.bentodb ファイルが次に示すホームフォルダのデフォルト位置にあることを確認します。ライブラリ/Application Support/Bento
既存の FileMaker Pro ファイルへ Bento データをインポートするには、次の操作を行います。
1.
2.
既存のレコードまたは一致するレコードを更新している場合は、[ファイル] メニューから [名前を付けて保存...] を選択して、インポート先のファイルのバックアップコピーを作成してください。
重要  既存のレコードまたは一致するレコードを更新すると、インポート先のファイルのデータは上書きされ、元に戻すことはできませんので、レコードの更新を開始する前にその動作を理解している必要があります。詳細については、既存のファイルへのデータのインポート方法を参照してください。
3.
インポート先のファイルに複数のテーブルが含まれている場合、レイアウトポップアップメニューを使用して、インポート先のテーブルのフィールドを表示するレイアウトを表示します。
4.
既存のレコードまたは一致するレコードを更新する場合は、インポートする前に次の操作を実行します。
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ファイルの既存のレコードを更新する場合は、対象レコードの中に置換を必要とするレコードだけが入っていることを確認します。
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一致するレコードを更新する場合は、対象レコードの中に更新を必要とするレコードだけが入っていることを確認します。対象レコードに含まれないレコードは、照合フィールドのデータが一致した場合でも更新されません。
5.
[ファイル] メニューの [レコードのインポート] サブメニューから [Bento データソース...] を選択します。
6.
7.
[フィールドのインポート順] ダイアログボックスが表示されます。
8.
[インポート先] テーブルと [インポート方法] を選択し、インポートされているデータにマップするデータベース内のフィールドを選択します。詳細については、インポート時のインポート方法と割り当てるフィールドの設定を参照してください。
メモ  Bento の位置フィールドは、次に示す、[インポート先] リストの独立した2つのフィールドとして表示されます。[フィールド名]経度)および[フィールド名]緯度
9.
[インポート] ボタンをクリックします。
インポートダイアログボックスは、インポートの進捗状況を表示します。
10.
[OK] をクリックします。
新しい FileMaker Pro ファイルへ Bento データをインポートするには、次の操作を行います。
1.
FileMaker クイックスタート画面で、[既存のファイルを変換...] を選択した後、[Bento データソース] を選択します。
FileMaker クイックスタート画面が表示されない場合は、[ヘルプ] メニューの [クイックスタート画面] を選択し、手順1を繰り返します。
2.
3.
[新規作成するファイルの名前:] ダイアログボックスが表示されます。
4.
インポートダイアログボックスは、インポートの進捗状況を表示します。
Bento および FileMaker Pro のフィールドタイプマッピング
次の表は、Bento フィールドタイプと FileMaker Pro フィールドタイプのマッピングを示します。
メモ  インポートした後はデータの表示が異なります。 これは Bento と FileMaker Pro のフィールドマッピングの違いと数値精度に関連する問題のために発生します。
 
FileMaker Pro フィールドタイプ
日付は時刻も表示データは、FileMaker Pro の書式に再設定されます。
データは、FileMaker Pro の書式に再設定されます。
暗号化(Bento 3 以降のサポートされたバージョン)
Bento データベースにパスワードが必要な場合は、FileMaker Pro にも必要になります。
場所(Bento 4 以降のサポートしているバージョン)
場所フィールドは、次に示す、2つの独立した数字フィールドとしてインポートされます。[フィールド名](経度)および[フィールド名](緯度)
簡易リスト(Bento 3 以降のサポートしているバージョン)
タブ文字が、各列間に挿入されます。改行文字が、各行間に挿入されます。
Bento 4 の簡易リストフィールドはテキスト以外のタイプをサポートしますが、FileMaker Pro は、データをテキストとしてインポートします。
ユーザが作成した Bento 内のフィールドタイプは、FileMaker Pro ではサポートされていません。
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