Filter
目的 
フィルタするテキストから、フィルタテキストで指定した文字のみを、フィルタするテキストに入力されている順序で返します。
構文 
Filter ( フィルタするテキスト ; フィルタテキスト )
引数 
フィルタするテキスト - テキスト式またはテキストフィールド
フィルタテキスト - 指定されたテキスト内の保持する文字
戻り値のデータタイプ 
テキスト
起点 
FileMaker Pro 7.0
説明 
フィルタテキストに文字が指定されていない場合は、空の文字列が返されます。Filter 関数では、大文字と小文字が区別されます。
 
Filter ( “(408) 555-1212” ; “0123456789” ) は、「4085551212」を返します。
Filter ( “AaBb#” ; “AB” ) は「AB」を返します。
次の例は、指定されたデータからすべてのテキストを削除して、残りの数字の書式を希望の電話番号の書式に設定します。
Let ( 電話 = filter ( フィールド ; “0123456789” ) ; “(“ & left ( 電話 ; 3 ) & “)” & middle ( 電話 ; 4 ; 3 ) & “-” & middle ( 電話 ; 7 ; 4 ) )
「フィールド」の値が「勤務先の電話:408.555.1212」の場合、この計算式は「(408)555-1212」を返します。
関連項目 
関数リファレンス(種類順)
関数リファレンス(名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方