Get ( 現在のアクセス権セット名 )
目的 
データベースファイル内でこの計算式を評価するために、現在のユーザによって使用されているアクセス権セットの名前を返します。Get ( アカウントアクセス権セット名 ) 函數も参照してください。
構文 
Get ( 現在のアクセス権セット名 )
引数 
なし
戻り値のデータタイプ 
テキスト
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
ユーザがデフォルトの「Admin」アカウントを使用しており、データベースファイルのアクセス権が変更されていない場合、この関数は[Full Access]を返します。
メモ
 •
現在の計算式に対してコンテキストを指定した場合、この関数はそのコンテキストに基づいて評価されます。それ以外の場合は、現在のウインドウのコンテキストに基づいて評価されます。
 •
スクリプトを完全アクセス権で実行] スクリプトオプションを選択した場合、この関数は[Full Access]を返します。
 •
 
現在のユーザ「Administrator」に対しては、Get ( 現在のアクセス権セット名 )[Full Access]を返します。
営業部の現在のユーザに対しては、Get ( 現在のアクセス権セット名 ) [Data Entry Only]を返します。
完全アクセス権で実行するように設定されたスクリプトを実行しているデータベースの読み取り専用アクセス権を持つユーザに対しては、Get(アカウントアクセス権セット名) [Read-Only Access] を返しますが、Get ( 現在のアクセス権セット名 )[Full Access] (現在のスクリプトに対して) を返します。
関連項目 
データベースの保護
外部サーバーで認証するアカウントの作成
関数リファレンス(種類順)
関数リファレンス(名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方