フィールドへの入力の許可と禁止
フィールドへの入力を許可または禁止することができます。たとえば、シリアル番号が含まれるフィールドへの入力を制限して、そのフィールドを修正できないようにすることができます。ブラウズモードと検索モードで個別のデータ入力オプションを設定することができます。 シリアル番号の入力を禁止しても、検索は許可することができます。
フィールドへの入力を許可する場合は、ブラウズモードや検索モードでそのフィールドをクリックするか、またはタブで移動したときに、フィールドの内容全体を選択するように設定することができます。このように設定しない場合は、フィールド内のテキストの末尾に挿入ポイントが表示されます。
フィールドへの入力方法を設定するには、次の操作を行います。
1.
レイアウトモードで、1つまたは複数のフィールドを選択します。
詳細については、オブジェクトの選択を参照してください。これから追加するフィールドの属性を指定する場合は、すべての選択を解除します。
2.
レイアウトバーインスペクタ インスペクタボタン をクリックし、[データ] をクリックします。
3.
[動作] 領域で、[フィールド入力] に次のオプションを選択します。
 
[ブラウズモード] の選択を解除します。
[検索モード] の選択を解除します。
フィールドに移動したときにフィールドの内容全体が選択されるようにする
[フィールドに入るときに全内容を選択] を選択します。
メモ
 •
フィールドへの入力の禁止が有効となるのは、そのレイアウト上のフィールドオブジェクトだけです。あるフィールドを、データベースのすべてのレイアウトで入力禁止にするには、そのフィールドに「表示のみ」のフィールドアクセスを許可するアクセス権セットを定義します。詳細については、データベースの保護を参照してください。
 •
ブラウズモードでフィールドへの入力を禁止すると、そのフィールドのデータをクリップボードにコピーすることはできません。フィールドへの変更を禁止しつつ、クリップボードへのコピーは許可するには、フィールドの定義で入力値の自動化を選択して、[データ入力時の値変更の禁止] を選択します。詳細については、入力値の自動化の定義を参照してください。