起動スクリプトの例
この例にある起動スクリプトを使用すると、起動時にユーザに適した方法でデータベースを表示することができます。このスクリプトは、現在のユーザ名に基づいて適切なレイアウトに切り替え、そのユーザが使用するレコードを検索するという処理を行います。
起動スクリプトの詳細については、ファイルオプションの設定を参照してください。
起動スクリプトの例
最初のステップでは、売上テーブルの「導入レイアウト」が表示されます。If スクリプトステップは、 Get ( アカウント名 ) 函數で返された値を評価し、戻り値が「田中」の場合は「通常レイアウト」に切り替えます。ユーザ名が「田中」でない場合は Else If スクリプトステップが評価され、このスクリプトステップに含まれる「Get ( アカウント名 )」という関数の戻り値が「山田」の場合は、「清算業務レイアウト」に切り替えます。次に、計算結果を挿入 スクリプトステップを使用して、検索モードでユーザのアカウント名をフィールドに貼り付け(ペースト)し、このアカウント名が入力されているすべてのレコードを検索します。
レイアウト切り替え [「導入レイアウト」]
スクリプト一時停止/続行 [間隔(秒): 3]
If [Get ( アカウント名 ) = "田中"]
レイアウト切り替え [「通常レイアウト」]
Else If [Get ( アカウント名 ) = "山田"]
レイアウト切り替え [「清算業務レイアウト」]
End If
検索モードに切り替え []
計算結果を挿入 [選択; 売上::対象ユーザ名;
Get ( アカウント名 )]
検索実行 []