データベーステーブルの定義
データベーステーブルを使用して、共通の特徴や規則によってデータを編成したり、グループ化することができます。1つのデータベースに、データを構成するために必要なテーブルをいくつでも含めることができます。 テーブルの数は、ハードディスクの空き容量によってのみ制限されます。
デフォルトでは、新しいファイルにはファイルと同じ名前のテーブルが含まれています。このテーブルは、後で名前変更または削除することができます。
ファイルにテーブルを追加すると、自動的にリレーションシップグラフに表示されます。
テーブルを定義するには、次の操作を行います。
1.
データベースが開いている状態で、[ファイル] メニューの [管理] サブメニューから [データベース...] を選択します。
2.
[データベースの管理] ダイアログボックスで、[テーブル] タブをクリックします。
3.
テーブルの名前を入力して、[作成] をクリックします。
4.
テーブルの定義を続行するか、または [フィールド] をクリックしてフィールドを定義します。
テーブル名を変更するには、次の操作を行います。
1.
データベースが開いている状態で、[ファイル] メニューの [管理] サブメニューから [データベース...] を選択します。
2.
[データベースの管理] ダイアログボックスで、[テーブル] タブをクリックします。
3.
4.
[テーブル名:] フィールドにテーブルの新しい名前を入力し、[変更] をクリックします。
5.
[OK] をクリックします。
メモ
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FileMaker Pro Advanced を使用している場合は、コピー/貼り付け(ペースト) コマンドまたは インポート コマンドを使用して、複数のファイルで構成されるソリューションのテーブルを1つのファイルに統合することができます。テーブルスキーマのみがコピーまたはインポートされます。データのコピーやインポートは行われません。詳細については、テーブルスキーマのコピーまたはインポート(FileMaker Pro Advanced)を参照してください。データをスキーマとともにインポートするには、[ファイル] メニューの [コードのインポート] サブメニューから [ファイル...] を選択します。FileMaker Pro へのデータのインポートを参照してください。
重要  FileMaker Pro では、データの保存だけでなく、リレーションシップグラフのリレーションシップを示す場合や、レイアウトや一部の計算のコンテキストを設定する場合にもテーブルを使用します。リレーションシップの詳細については、 関連テーブルと関連ファイルの操作を参照してください。リレーションシップグラフの詳細については、リレーションシップグラフの操作を参照してください。レイアウト作成の詳細については、レイアウトとレポートの作成と管理を参照してください。
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データベースが外部 ODBC データソース (ESS) を参照する場合、ODBC データソース内のテーブル名が変わると、FileMaker Pro でのODBCテーブルへのリンクは切断されます。[データベースの管理] ダイアログボックス内の [再リンク] をクリックするとリンクを復元できます。詳細については、ODBC データソースへのリンクの復元を参照してください。
関連項目 
データベースフィールドの定義
リレーションシップについて
テーブル定義、フィールド定義、およびデータの削除