FileMaker Cloud 2.18.1 リリースノート
このドキュメントには Claris™ FileMaker Cloud® 2.18.1 に関する追加の情報が記載されています。詳細については、プロダクトドキュメンテーションセンターまたはご使用のソフトウェアに付属のマニュアルを参照するか、Web サイトのサポートリソースをご覧ください。
FileMaker Cloud 2.18.0 リリースノート
ソフトウェア詳細
FileMaker Cloud 2.18.1 の新機能
- 外部のアイデンティティプロバイダ (IdP) 認証: FileMaker Cloud チームマネージャは、外部 IdP でのアカウント認証を設定できます。これによりユーザは FileMaker ID ではなく、そのプロバイダアカウントでサインインできます。たとえば、Microsoft Active Directory (AD) アカウントを持つユーザは、外部 IdP 情報を使用して FileMaker Customer Console にサインインできます。FileMaker Customer Console ヘルプを参照してください。
- カスタム App をアップロードおよび更新するための新しいAPI 呼び出し: カスタム App を FileMaker Cloud にアップロード、およびスキーマとその他の変更をクローンから FileMaker Cloud の共有カスタム App に適用する API 呼び出しが Claris FileMaker® Admin API に新しく追加されました。FileMaker Admin API ガイドを参照してください。
この機能のすべてを使用するには、FileMaker Cloud 2.18.1 を使用する必要があります。
メモ: このリリースでは、FileMaker Admin API ガイドは英語版のみ更新されています。
バグ修正
- 既存のデータベースと同じ文字列を使用して、大文字と小文字を変えてデータベースファイルの名前を変更することができた問題を解決しました。
- 元のファイルが削除された後、暗号化されていないファイルの復元されたバックアップを開くときに暗号化パスワードの入力を要求される問題を解決しました。
既知の問題
- 外部 IdP アカウントを切り替えるには、各アカウントからサインアウトして Claris FileMaker Pro™ Advanced を終了して再起動する必要がある。
- FileMaker ID と外部 IdP アカウントの両方を持っている場合、FileMaker Pro Advanced でアカウントアクセスが 1 つのアカウントにのみ作成されていても、ユーザはどちらのアカウントでもカスタム App にアクセスできる。
- Active Directory フェデレーションサービス (ADFS) を使用して認証を実行する場合は、[ADFS Edit Authentication Methods] ダイアログボックスの [Windows Authentication] を選択しないでください。選択すると、ADFS アカウントを使用してサインインできません。
マニュアル正誤表
- FileMaker Cloud ヘルプと FileMaker Cloud 入門ガイドは、このリリースでは更新されませんでした。
- FileMaker Cloud ヘルプでは、サブスクリプションのキャンセル処理を開始する際に、Admin Console の [インスタンスの停止] ボタンをクリックするよう説明されています。このボタンは削除されました。サブスクリプションは期限切れになるまで継続されます。その後 45 日間ユーザデータを取得することができます。FileMaker Customer Console ヘルプを参照してください。
今後廃止予定の API、技術、または機能
FileMaker Cloud の進化に伴って、サポートされる技術、API、および機能の一覧に変更が生じる場合があります。この進化の一環として、特定のオペレーティングシステムのバージョン、ハードウェア、および機能が廃止になる場合があります。廃止予定になっても項目がすぐに削除されるわけではありませんが、廃止予定の技術は製品の今後のバージョンで取り除かれる可能性があるため、これらの技術からソリューションを移行する必要があります。
廃止予定の API、技術、および機能の最新情報については、ナレッジベースを参照してください。