FileMaker Cloud for AWS 1.18.0.83 リリースノート
このドキュメントには FileMaker Cloud® for AWS 1.18.0.83 に関する追加の情報が記載されています。詳細については、FileMaker Cloud for AWS 入門ガイドまたは FileMaker Cloud for AWS ヘルプを参照するか、FileMaker Web サイトのサポートリソースをご覧ください。
このソフトウェアは FileMaker Cloud for AWS バージョン 1.17.0.77 をバージョン 1.18.0.83 に更新してバグを修正します。
FileMaker Cloud for AWS 1.18.0.83 は米国、カナダ、欧州、日本、およびオーストラリアで利用できます。
ソフトウェア詳細
互換性とアップグレード
- FileMaker Cloud for AWS 1.18.0.83 は FileMaker 18 プラットフォーム以降のクライアントと互換性があります。
- FileMaker Cloud for AWS 1.18.0.83 は FileMaker Cloud 1.17.0.77 からのみアップグレードできます。
FileMaker Cloud for AWS 1.18.0.83 の新機能
- FileMaker Pro Advanced で [ファイル] メニュー > [共有設定] > [ホストにアップロード...] を使用できるようになりました。
- FileMaker Admin API がトライアルバージョンではなくなりました。
- FileMaker Cloud for AWS の Admin Console で次のナビゲーションが変更されて FileMaker Server の Admin Console と一貫したインターフェースになりました:
- FileMaker Cloud for AWS の Admin Console:
- [Dashboard] ページ: ユーザが同時接続ライセンスで接続している場合、[Total Connections] および [Hosted Databases] の行に [Concurrencies] フィールドが表示されるようになりました。
- [Subscription] ページ: [Subscription Center] の [Downloads and Resources] にあるリンクから FileMaker Cloud for AWS および FileMaker Pro Advanced クライアントのライセンス証明書をダウンロードできるようになりました。FileMaker Pro Advanced をインストールするにはライセンス証明書が必要です。
タスク | FileMaker Cloud 17 | FileMaker Cloud for AWS 18 |
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プラグインの管理 | [Configuration] > [System Configuration] | [Connectors] > [Plug-ins] |
ODBC データの管理 | [Configuration] > [ODBC Sources] | [Connectors] > [External ODBC Data] |
FileMaker Data API の管理 | ライセンスごとに決定 | [Connectors] > [FileMaker Data API] |
ルートの電子メールおよびパスワードの変更 | [Configuration] > [Password and Users] | [Administration] > [Administrator] |
Login with Amazon の構成 | [Configuration] > [Password and Users] | [Administration] > [Administrator] |
外部認証の構成 | [Configuration] > [Client Authentication] | [Administration] > [External Authentication] |
ログのダウンロード | [Subscription] > [Subscription Center] | [Configuration] > [Logging] |
年号の変更
- このソフトウェアは 2019 年 5 月 1 日から始まる日本の新しい年号「令和」をサポートします。日付フィールドへの入力、または計算式で使用する年号 (和暦) の日付は西暦に変換され、ファイルに指定されている書式で内部に保存されます。たとえば、R1/10/28 は 2019/10/28 に変換されます (R1 は令和元年または 2019 年)。年号を使用した日付の詳細については、FileMaker Pro Advanced ヘルプを参照してください。
スクリプトと関数
- Windows 上または FileMaker Cloud for AWS で共有しているデータベースに REST API でアクセスする場合、GetContainerAttribute 関数の一部の属性 (photo、created、modified、all など) では無効な値が返されることがあります。
Admin Console
- FileMaker Cloud for AWS 1.18.0 にアップグレードすると、OAuth ユーザはサインインできなくなります。この問題は、このバージョンの FileMaker Cloud for AWS と FileMaker Cloud 1.17.0 では異なる URL が返されるために発生します。この問題を解決するには、FileMaker Cloud for AWS の Admin Console で [Administration] > [Administrator] に移動して新しく返された OAuth の URL を書き留めます。次にご使用中の Amazon 開発者アカウントにログインして返された URL を更新します。
- 証明書をインポートした後、クライアントが接続していると FileMaker Cloud for AWS の再起動に失敗する場合があります。この問題を解決するには、すべてのクライアントを接続解除してから、証明書のインポートを通知する画面で再度 [Restart] をクリックします。
- インスタンスタイプのアップグレード、ストレージボリュームのアップグレード、またはバージョンのアップグレードを開始したときにクライアントが接続していると、接続中のユーザにメッセージが表示され、接続解除されるため作業内容を保存するように通知します。このようなインスタンスのスイッチオーバー (およびインスタンスの更新) を実行した場合、プロセスが完了すると電子メールが送信されます。完了の電子メールを受信するまではインスタンスを変更しないでください。
バグ修正
- FileMaker WebDirect™: 複数の値がある値一覧で、最初の値に直後の値の 4 倍の文字数が含まれている場合に、最初の値の最初の文字列が直後の値の文字列で置き換えられる現象が修正されました。
- Admin Console の [Subscription] ページ: [Instance Settings] で、同じタイプが異なる価格で重複して表示される現象が修正されました。
今後廃止予定の API、技術、または機能
FileMaker Cloud for AWS の進化に伴って、サポートされる技術、API、および機能の一覧に変更が生じる場合があります。この進化の一環として、特定のオペレーティングシステムのバージョン、ハードウェア、および機能が廃止になる場合があります。廃止予定になっても項目がすぐに削除されるわけではありませんが、廃止予定の技術は製品の今後のバージョンで取り除かれる可能性があるため、これらの技術からソリューションを移行する必要があります。
廃止予定の API、技術、および機能の最新情報については、FileMaker ナレッジベースを参照してください。新規、変更、および取り除かれた機能の詳細については、FileMaker Web サイトで利用可能な FileMaker Cloud for AWS ヘルプの最新バージョンを参照してください。