FileMaker Cloud 1.16.1.18 リリースノート
このソフトウェアは FileMaker Cloud バージョン 1.16.0.55 をバージョン 1.16.1.18 に更新してバグを修正します。
FileMaker Cloud 1.16.1.18 は米国、カナダ、欧州、日本、およびオーストラリアで利用できます。
ソフトウェア詳細
FileMaker Cloud 1.16.1.18 の新機能
データベースのダウンロードの改善:
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データベースをダウンロードする際、FileMaker Cloud によりダウンロード処理に使用できる容量がチェックされ、チェックおよびダウンロードの処理中に通知されるようになりました。
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ダウンロードのエラーログが改良されました。
互換性とアップグレード
- FileMaker Cloud 1.16.1.18 は FileMaker 16.0 以降のクライアントと互換性があります。
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FileMaker Cloud 1.16.1.18 へのアップグレードが可能なバージョンは次のとおりです:
- FileMaker Cloud 1.16.0.55
- FileMaker Cloud 1.15.2.32
- FileMaker Cloud 1.15.1.35
- FileMaker Cloud 1.15.0.194
- FileMaker Cloud 1.15.0.185: 正常にアップグレードするには FMUpdate001 パッチを適用する必要があります。
メモ:
- アップグレードやスイッチオーバーの後、インスタンスの設定情報が FileMaker Cloud Admin Console に表示されるまでに数時間かかる場合があります。
- t2small インスタンスでは、バージョンのアップグレードまたはインスタンスのスイッチオーバーに失敗することがあります。その場合は、AWS (Amazon Web Services) コンソールでインスタンスを再起動してください。
- 旧バージョンからアップグレードして Login with Amazon の OAuth 認証を設定した場合、[Login with Amazon] ボタンが表示されなくなる場合があります。このボタンを復帰させるには、FileMaker Cloud Admin Console で [Configuration] > [Password and Users] タブに移動して、Amazon をアイデンティティプロバイダとして再度保存してください。
- FileMaker Cloud バージョン 1.15.0.185 または 1.15.0.194 からアップグレードした後は、データベースボリュームのスナップショットをアタッチまたはデタッチする前にインスタンスを更新する必要があります。
バグ修正
次の問題に対応しました:
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大規模なデータベースをダウンロードしようとするとエラーが発生する。
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大規模なデータベースを開くとディスクの空き容量の不足によりエラーが発生する。
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「Insufficient free space for download: volume size upgrade recommended」(ダウンロードするための容量が不足しています。ボリュームサイズのアップグレードをお勧めします) という通知が追加されました。
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AWS スナップショットの制限に達すると、「Snapshot error during backup,」(バックアップ中のスナップショットエラー) という通知の後に AWS の診断メッセージが表示されます。
FileMaker クライアント
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FileMaker Cloud にデータベースファイルをアップロードする場合:
- FileMaker Pro Advanced で、アップロードする前にファイルを暗号化してください。
- FileMaker Pro を使用していて暗号化されていないファイルをアップロードする場合は、ストレージボリュームの空き容量を確認してください。アップロードするにはファイルサイズの少なくとも 3 倍の容量が必要です。十分な容量がない場合は、FileMaker Cloud にアップロードする前に AWS ストレージのボリュームサイズをアップグレードしてください。
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[サーバー上のスクリプト実行] スクリプトステップまたは FileMaker WebDirect を使用して、約 1500 のアジア言語の文字列と macOS の EOL (end-of-line) または UNIX の改行コードを含む UTF-8 エンコードの CSV または TAB ファイルがインポートされた場合、インポートされた文字列は不明な文字列になります。
文字列を期待どおりにインポートするには、次のいずれかの操作を行います:
- 各フィールド値を囲むようにダブルクォーテーションマークを挿入する
- ファイルを UTF-16 などの別のエンコードで保存する
- ファイルを FMP12、MER、または XLSX などのテキスト以外のファイル形式で保存する
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複数のデータベースのダウンロードを要求する場合、最初のダウンロード通知の後は FileMaker Cloud セッションの期限が切れて再度サインインするまで通知は表示されません。
FileMaker Admin API
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メッセージまたはスクリプトスケジュールを作成して、開始日の引数を秒に対して 2 桁の値で指定した場合、秒は無視されます。たとえば、
2017-10-25 11:30:23
と指定された日付の結果は"2017-10-25 11:30:00"
を返します。 -
close データベース呼び出しで
gracetime
引数を指定した場合、指定した引数は無視されてデフォルトの 90 秒 (接続解除のデフォルト) になります。
マニュアル正誤表
FileMaker Cloud 16 Admin API Guide (英語) には次のエラーコードの情報がありませんでした:
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スクリプトの実行時にサービスがすでに実行中 (長いループの実行中など) の場合は、FileMaker エラー 10006 「kServiceAlreadyRunning」(サービスがすでに実行中です) が返されます。
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スクリプトスケジュールにより実行が停止した場合は、FileMaker エラーコード 10908 「System script aborted」(システムスクリプトが中止されました) が返されます。
今後廃止予定の API、技術、または機能
FileMaker Cloud の進化に伴って、サポートされる技術、API、および機能の一覧に変更が生じる場合があります。この進化の一環として、特定のオペレーティングシステムのバージョン、ハードウェア、および機能が廃止になる場合があります。廃止予定になっても項目がすぐに削除されるわけではありませんが、廃止予定の技術は製品の今後のバージョンで取り除かれる可能性があるため、廃止予定の技術からソリューションを移行する必要があります。
最新の廃止予定情報については、FileMaker Cloud の技術仕様をご覧ください。